📘第11話 地域別市場リスク・動向分析 ― 2026年2月時点 実務ベース整理 ―

2026/02/05

 
 
本記事(2月号・ビジネス編)は、
売主様・買主様それぞれの立場から、
現在の市場を整理するための実務資料として作成しています。
 
不動産を「買う・買わない」という投資判断に限らず、
「この不動産を、今どう扱うべきか」
「動くべきか、待つべきか」
 
 
そうした判断に迷っている双方にとって、
整理材料として使っていただくことを目的にまとめた資料です。
 
 
金融機関との対話や投資判断の裏付けとして
実務で使える水準を前提としながらも、
数字や感覚だけでは見えにくい
地域ごとの市場構造やリスクの違いに焦点を当てています。
 
 
本記事は、
月額制ではなく、1記事ごとの単品購入(1,000円)としてお届けしています。
必要なタイミングで、判断のための資料としてご活用ください。
 
 
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不動産をめぐる判断は、
そもそも買主様だけで完結するものではありません。
 
 
「手放すか、守るか」
「次の世代にどう引き継ぐか」
 
先祖代々受け継いできた土地や建物について、
感情・責任・将来不安が重なり、
「これが正解だ」と言い切れない判断を
迫られる場面も増えています。
 
 
一方で、不動産を取り巻く現実には、
金融機関との対話、
エリア選定、
売却や出口を見据えた局面など、
想いや経験だけでは説明がつかない
実務上の制約が存在するのも事実です。
 
なお、こうした前提で全国を見ていく中で、
私自身、実務上は最初から深追いしないエリアや条件も存在します。
 
それは「良し悪し」の問題ではなく、
市場規模や流通量、金融機関評価の構造上、
再現性ある判断を積み上げにくいケースがあるためです。
 
 
ただし、これはあくまで投資判断としての原則であり、
エリアや条件にかかわらず、
売主様からのご相談そのものを制限するものではありません。
 
 
実際の取引においては、
当社では物件の買取は一切行わず、
売主様と買主様の双方にとって
納得感のある条件を探る仲介の立場で向き合っています。
 
そのうえで、
一件一件の背景や状況を丁寧に確認し、
取引そのものが今の市場の中で実際に成立するかを見極めて
個別に判断を行っています。
 
 
本記事では、
こうした感情と現実の間で揺れる判断を整理するために、
「利回り」や「表面数字」だけでは見えてこない
地域ごとの構造的な安定性・不安定性を、
実務で使える判断軸としてまとめています。
 
 
これは、
投資家のためのノウハウ集でも、
売却を急かすための資料でもありません。
 
全国を横断したエリア分析を通じて、
ご自身が関わっている不動産や地域が、
市場全体の中でどの位置にあるのかを
冷静に把握するための「視点整理」として
お読みいただければと思います。

author

執筆者

高木 恵美

複数の業界で営業職を経験し、今は一棟収益マンションの仲介業を全国で行っています。
営業としての土台を築いたのは、リクルートでの4年間。厳しくも濃密な経験が、私の原点です。
感性を大切にしながら、物件の背景や売主様・買い主様の想いに寄り添い、同時に、数字や収支の分析など、専門性もしっかりと持ち合わせた“両輪”の姿勢で、誠実な取引を心がけています。